プロの印刷屋の独り言

印刷のプロから見た印刷業会のことや印刷トラブル、印刷技術情報や印刷通販の選び方などをお伝えします。

印刷立会い

印刷の刷り上がりの色が本番はどうなるのか、

担当営業さんや、そのクライアントさんが一緒に現場に来て、

色目の確認をする事を印刷立会いと言います。

 

本機で校正をすれば良いだけの事ですが、

校正刷りから色味を変更して再校正をしないで、

立会いで確認する。

 

簡易校正しかなく、

本紙でどうなるのか立会いで確認する。

 

どちらかの場合が多いのですが、

思った色にならない場合は版を降ろすことも偶にあります。

(この場合は校正刷り扱いの料金を頂きます。)

 

また、クライアントさんで多いのは、

もう少し赤みを引いたらどうなる?とか

藍を濃くしたらどうなるとか?

色々と要求をされてから、結局は最初の色に戻る。

 

このパターンが非常に多いです。

オペレーターは早くOKが欲しいので、

最初に見せる色は一番良い感じのを出します。

 

なので、細かい要求(思った色目)を言って頂き、

後はプロに任せて頂いた方が良いものが出来ると思います。

 

まあ、立会いして頂いた方が

後からクレームがつかないのでありがたいのですが、

早くOKを出して頂かないと、時間が勿体無いです。

 

悩まずにフィーリングで見てくださいね。