プロの印刷屋の独り言

印刷のプロから見た印刷業会のことや印刷トラブル、印刷技術情報や印刷通販の選び方などをお伝えします。

コロコロ気が変わるお客様

ネットで検索して

電話があり、印刷の相談がしたいと言うことで、

近くでもあったので、ご訪問して相談を受けることにしました。

 

少し拘ったパンフレットを作りたいので、

用紙を選びたいから、サンプルが欲しいと言うことです。

 

なので、大きく分けて

マット紙かコート紙のどちらかなので、

適当に見繕って持って行きました。

 

すると、どこかの見本になるパンフレットと

同じ用紙が良いので、

同じ用紙のサンプルを見せて欲しいと。

 

厚みの二種類あれば嬉しいと言うことです。

 

用意して持っていくと、

どんな感じの色になるのかのサンプルを要求されましたが、

見本でお持ちの様な感じです。と言っても

絵柄が違うので、見たいと一点張り。

 

校正刷りをすれば出来ますが、

費用が掛かりますと言うと、却下されました。

 

で、違う用紙の出来上がりの感じも見たいと、

違う用紙を3種類選び、またサンプルを要求されました。

 

なんか、このまま言いなりでは大変なことになりそうなので、

仕事をお断りすることに、

数日間、振り回されただけで

疲れました。

 

本当にパンフレットを印刷する気があるのか

わかりませんでした。

 

色々なお客さんが居られますが、

毎回違うことを言うお客さんは要注意ですね。