軽印刷てナニ?
と思った方が多いのではないでしょうか。
何が軽いのでしょうね?
ウィキペディアでは下記のように
印刷技術あるいは印刷業態の分類方法の一つ。あまり一般でなく、印刷業界内部で使われる用語であり、「軽い」という言い方には「難度の低い印刷技術」「手軽に開業できる」という、いささか自虐的、差別的なニュアンスが含まれている。
と言っています。完全に業界用語ですね。
軽印刷機はオフセット印刷機と全く同じで、
大型の機械では無く、A3版(菊4切り)サイズまでの印刷機です。
小型で、写真印刷や仕上がりの厳しい印刷はしないので、
フレームなどの部分も通常のオフセット印刷機のように
精密には作っていない印刷機です。
実際重量も非常に軽いです。
車に例えると軽自動車のようなものですね。
主にモノクロ1色を印刷します。
活版印刷時代の端物印刷(ページモノでないもの)を得意としています。
オフセット印刷の構造と全く同じですが、
印刷する用紙が上質紙が多く、罫線や文字ものが多いので
比較的簡単に印刷することが可能です。
印刷枚数も小ロットがほとんどです。
(多い場合はオフセット印刷の方が安くなるので、、、)
また、
印刷代金も印刷版に紙版を使用することによって安くできます。
しかし、最近はオンデマンド印刷機に置き換わっています。
残念ながら、
軽印刷でないとダメな仕事はあまりあるようには思いません。
これも時代の流れでしょう。