観音折のパンフレットですが、
入稿されてきたデータは
仕上がりイメージのデータでした。
仕上がりイメージなので、
実際に観音折をした状態のデータです。
1、折った状態の正面のイメージ実データ。
2、折った状態の裏面のイメージ実データ。
3、広げた状態の内面の実データです。
このデータから
印刷できるデータを作ります。
(本当は完全データが欲しいのですが、、、)
どれも仕上がりサイズで確認できるように、
塗り足しは見えないようにしてあります。
データには塗り足しがありますが、
いろんな方法で塗り足しを見え無くしてあります。
今のソフトは機能が多すぎて
マスクをするにしても数種類の方法があります。
塗り足しを隠す一番単純な方法は
塗り足し部分の上から白のオブジェクトで隠す方法です。
不完全なデータを
印刷用の完全データに作り変える作業をする側としては
データを単純に作ってある方がリスクも少なく、
作業時間も少なくて済みます。
しかし今回の入稿データは
最新の機能を存分に使用してあり、
印刷用の間データを作るのに苦労しました。
どう言う方法で作成してあるかを
見極めるだけで時間が掛ってしまいます。
自分で印刷用の完全データが作れないのなら、
せめて他人が作業しやすデータを作って欲しいものですね。