グレーと言ってもどんなグレーなのか
種類が多すぎてわかりません。
鼠色
灰色
ダークグレー
チャコールグレー
etc
グレーだけではありませんが、
色は無数にあります。
プロセスカラー印刷で
グレーを表現するのに、単色(墨網)で表現する場合と
三色(シアン、マゼンタ、イエロー)の掛け合わせで表現する場合があります。
ニュートラルなグレー(彩度、色相がない)を作る時は
シアンの割合を少し増やさないとニュートラルなグレーにはなりません。
しかし、例えニュートラルなグレーにしたとしても、
印刷で最初から最後まで同じグレーで印刷するのは
非常に難しく、各色少しの濃度違いだけで、
違ったグレーに見えます。
カラー写真や他のカラーの部分の色に問題のない程度でも
グレーだけは違って見えたりします。
グレーはブラックの単色のみなら
そんなに違って見えることはないでしょう!
ですので、データ作成の時に
グレーはなるべく単色で作成した方が無難です。
掛け合わせで表現したい場合でも
ブラックを多めに配合して作れば、
多少の色むらは許容範囲になると思います。
グレーバランスは崩れやすいので、
このグレーバランスを管理して印刷しています。
データの作り方で
事前にトラブルを防ぐことはできるので、
なるべく予防した方がいいと思います。