印刷通販に発注するには印刷するデータが手元に無いと発注できません。
(デザインから発注できる通販会社も数社あります)
印刷だけでは無く、各通販はインターネットがなければ成り立たない商売です。
印刷の場合はプラス、印刷用のデータが必要です。
その二つが最低条件になります。
では、それまではどうしていたのでしょうか?
少なくとも印刷屋さんに相談しないといけません。
取引のある、印刷屋さんがない場合は自分で探すか、
誰かに紹介してもらうしかありません。
連絡がついたら、印刷屋さんに出向くか来てもらうかになります。
営業の人と打ち合わせして
作りたい印刷物の事(用途や形態、サイズ、色数、用紙の種類、枚数等)を伝えます。
営業は持ち帰って、
社内または社外のグラフィックデザイナーさんに聞いたことを伝えます。
グラフィックデザイナーさんから
ラフデザインが出来てきて、打ち合わせをし、
あれこれ修正点を伝え、何度か打ち合わせや校正(間違い探し)を繰り返して
ようやく校了(本刷りの許可)になります。
ここまでが大変なのです。
校了後は製版をして版を作り用紙を発注し印刷します。
一晩乾燥させてから、
翌日に化粧断裁(不要な部分を断裁)します。
これで出来上がりです。
あとは納品になります。
大雑把ですが、
流れ的にはこのようになります。
印刷するまで(版を作るまで)の工程(プリプレス)は
昭和の時代はアナログで作業をしていました。
平成に入ってからデジタルが主流になり
誰でも印刷データを作成できる時代になったことにより、
印刷通販会社が成り立つのでは?
印刷屋の利用が多いらしいけどね。