印刷トラブル
何度も再版を頂いて、非常にありがたいのですが、 部分的に修正となると少し話は変わります。 最近のデジタルデータで作成しているものならば、 特に問題はないのですが、 (使用しているフォントやソフトのヴァージョンは少し問題) 昔の写真植字で版下を作…
昨年印刷した32ページのパンフレットで、 商品と品番、価格が入った表組みが半分位あります。 改版修正の再版なのですが、 昨年のパンフレットで1ページの表の罫線の一本だけ 太く見えて印刷されていると指摘を受けたらしく、 直して欲しいとクライアントか…
ハガキの印刷での出来事です。 ポスト面は郵便枠のみなので、問題なしです。 絵柄面は4色で文字入り、文字なしの墨版が2種類あり。 用紙は少し凝った 特殊紙で2,000枚通しほどのお仕事です。 両面なので、二日間の予定で バッチリ綺麗に刷りあがりました。 …
印刷機械は古くなってくると、 あちこち修理をしなければなりません。 経年疲労や、事故は仕方ないと思うのですが、 整備不良による修理は納得出来ない部分があります。 数千万円もする機械なのに、 扱いは数万円の機械のようにしている。 社員達は自分で買…
印刷の刷り上がりの色が本番はどうなるのか、 担当営業さんや、そのクライアントさんが一緒に現場に来て、 色目の確認をする事を印刷立会いと言います。 本機で校正をすれば良いだけの事ですが、 校正刷りから色味を変更して再校正をしないで、 立会いで確認…
ネットで検索して 電話があり、印刷の相談がしたいと言うことで、 近くでもあったので、ご訪問して相談を受けることにしました。 少し拘ったパンフレットを作りたいので、 用紙を選びたいから、サンプルが欲しいと言うことです。 なので、大きく分けて マッ…
栄養ドリンクのラベルですが、 メタルペーパーに変更するらしく、 校正刷とラインテストをしなければなりません。 白を2回+プロセスカラー+ニスベタ 合計7色刷りです。 刷り上がって来て、断裁も完了して、 これからラインテストと言う前に たまたまラベル…
長年使用している加湿器の調子が悪かったのですが、 遂に動かなくなりました。 ポンプ ノズル 壊れたのはポンプの方で ノズルは壊れないのですが、古いので同時に最新のものに交換します。 加湿器がないと工場内の湿度調節ができないので、 枚数の多い印刷物…
3色の特色で印刷するつもりで データを作っていましたが、 急遽プロセスカラーで印刷する事になりました。 なので、特色からカラーにデータを変更しなければなりません。 元々はカラー印刷のデータだったのを、 特色に変更してから細かい修正をしていました…
目と言っても人間の目ではありません。 オフセット印刷のトラブルで ギアー目・ローラー目・ショック目、水ローラー目など、 目が沢山あります。 この目というのは 印刷方向に対して直角に 印刷されるはずのない模様が出る事です。 1、ギアー目は一定間隔で…
このブログに初めて訪問される方は 「印刷クレーム」のキーワードで検索して来られた方が多いです。 約45%の方がこの記事に訪問されています。 と、言う事は印刷クレームに皆さん興味があり、 それだけクレームが多いと言う事でしょうか? これだけは訪問者…
UVインキで印刷すると油性印刷よりも良い点があります。 それは何と言っても乾燥が早い?事です。 そのお陰で沢山のメリットがあります。 1、棒積みが出来る。 2、後加工が直ぐに出来る。 3、スプレーパウダーを吹き付ける必要がない。 4、スプレーパウ…
昔(数年前?)はRIP(ラスターイメージプロセッサー)のエラーや イラストレータのデータ作成ミスでの、 印刷事故がよく起きていました。 印刷事故はRIPエラーよりも イラストレータで作成したデータでの事故が殆どで、 一番多い事故が白のオーバープリント…
印刷通販会社の料金は製品売りなので、 印刷料金自体の価格は幾らなのかはわかりませんが、 かなり安いという事はわかります。 通常の印刷屋さんの印刷料金は、各会社で料金の設定に違いは有っても1版(1色)いくらと言う計算をされている所が多いです。 …
鳥は何故細くて揺れる電線に止まっていられるのでしょうか? 答えは飛べるからです。 もしも足を滑らせて落ちかけたとしても、落ちて怪我をしたり、命を落とすことはありません。飛べるから余裕なのでしょう。 人間が50センチのラインに沿って道を歩くとき、…
難しい印刷物とは? 前回の記事 のとおり、刷りにくい用紙はもちろん難しい印刷物に含みます。 それ以外でも比較的刷りやすい用紙でも、難易度は分かれます。 では絵柄で刷りにくい(難しい)とか、刷りやすい(簡単)とか、あると思いますか? オフセット印…
オフセット印刷にとって 刷りにくい印刷用紙は時間ばかりかかって生産効率が非常に悪いです。 刷りにくい印刷用紙とは特殊紙が殆どです。 特殊紙と一括りにしてますが、要は機械に給紙しにくい用紙です。 例えば、 和紙系統の用紙、凄く薄い用紙、静電気の起…
何故か綺麗に印刷出来た時に限って刷り直しになることが、ままあります。 今回は単純な指示ミス(確認ミス)なのですが、 なんかやられた感がすごくあります。 ミスの状況は 簡易校正にDICカラーチップが貼ってある原稿が来ました。 簡易校正の色と、DICカラ…
凄いタイトルですが、 印刷物で人殺しなんて、出来るのか?!出来るのです。 医薬品の中に入ってる用法・用量が記載してある添付文書です。 これは紙に刷った印刷物です。 もしも、この内容にミスがあった場合。 一回1錠が10錠になっていたら、、、、 (こ…
自社に導入しているレーザーカラープリンターと 外注に出したオフセット印刷との色が合わないトラブルがよくあります。 印刷通販各社に同じデータで同じ条件の仕事をお願いして、 比較したことがないので、憶測でしか言えませんが、 どこにお願いしてもぴっ…
印刷で一番多いクレームはやはり色ですが 印刷屋のミスで起きる色のクレームは色むらです。 今回は色むらについて説明します。 まず、オフセット印刷は 色むらが非常に出やすい構造になっています。 いきなり言い訳みたいになってしまってますが、 その理由…
通販印刷で多い、オフセット印刷はですが、 少し前までは通常インキ(自然乾燥)での印刷でしたが、 最近はUVインキを使用したUV印刷が主流になってきています。 UV印刷とは印刷後に紫外線を照射して インキを強制的に硬化(乾燥)させる印刷です。 なぜ主流…
印刷物の用紙の選択はどうすればいいのか、 結構難しいと思います。 それは種類だけではなく、厚みも重要です。 選ぶ用紙によって製品にならないこともあります。 一般の方は用紙の名前すら分かり難いと思います。 代表的(定番)な上質紙、コート紙、マット…
カラー印刷でも特色印刷でも 刷り上がった色に対するクレームは無くなりません。 お客さんがダメだと言ったらダメらしいので、 刷り直しになるケースが殆どです。 でも、色を見る目は人の目で 色を感じるのは脳です。 脳が色を見てるので、 見ている人の主観…
オフセット印刷で比較的多いミスの中で 裏移りとブロッキングがあります。 裏移りとは 印刷面のインキが上に重なった用紙の裏に移ることです。 片面刷りの場合は印刷のない裏面にインキが付けば使えません。 当然表面にも裏に移った部分は少しインキが剥がれ…