プロの印刷屋の独り言

印刷のプロから見た印刷業会のことや印刷トラブル、印刷技術情報や印刷通販の選び方などをお伝えします。

オフセット印刷

ゴミは印刷しない

ある印刷屋さんの社長の言葉です。 我が社は「ゴミは印刷しない」とおっしゃります。 ゴミを刷るのではなく、ゴミになる印刷物のことです。 殆どの印刷物は目的を達成した後、 雑紙ゴミや、古紙回収、生ゴミとして出されます。 では、ゴミ以外の印刷物とは何…

メタルペーパーのラベルで不具合

栄養ドリンクのラベルですが、 メタルペーパーに変更するらしく、 校正刷とラインテストをしなければなりません。 白を2回+プロセスカラー+ニスベタ 合計7色刷りです。 刷り上がって来て、断裁も完了して、 これからラインテストと言う前に たまたまラベル…

色の付いた用紙に印刷

プロセスカラー印刷は、 通常白い用紙に印刷します。 稀に薄く色の付いた用紙に印刷することはありますが、 印刷結果は用紙の色+印刷色なので、 白い用紙に印刷した時とは違う仕上がりになります。 (オフセットインキは透明インキなので、下の色が透ける) …

加湿器が壊れました。

長年使用している加湿器の調子が悪かったのですが、 遂に動かなくなりました。 ポンプ ノズル 壊れたのはポンプの方で ノズルは壊れないのですが、古いので同時に最新のものに交換します。 加湿器がないと工場内の湿度調節ができないので、 枚数の多い印刷物…

ワンストップサービス

業務の効率化をはかるのなら、 ワンストップサービスを利用されたら良いのではないかと思います。 例えば、 販促用のパンフレットや案内状など数点を封筒に入れて 送る作業を、社内でしていたのを、 全て外注に委託する方が効率は良いと思います。 ただし、…

データ作成ミスでも見落としはダメですね。

3色の特色で印刷するつもりで データを作っていましたが、 急遽プロセスカラーで印刷する事になりました。 なので、特色からカラーにデータを変更しなければなりません。 元々はカラー印刷のデータだったのを、 特色に変更してから細かい修正をしていました…

オフセット印刷のトラブルには目が沢山あります。

目と言っても人間の目ではありません。 オフセット印刷のトラブルで ギアー目・ローラー目・ショック目、水ローラー目など、 目が沢山あります。 この目というのは 印刷方向に対して直角に 印刷されるはずのない模様が出る事です。 1、ギアー目は一定間隔で…

「印刷クレーム」での検索が多いです。

このブログに初めて訪問される方は 「印刷クレーム」のキーワードで検索して来られた方が多いです。 約45%の方がこの記事に訪問されています。 と、言う事は印刷クレームに皆さん興味があり、 それだけクレームが多いと言う事でしょうか? これだけは訪問者…

UV印刷の利点

UVインキで印刷すると油性印刷よりも良い点があります。 それは何と言っても乾燥が早い?事です。 そのお陰で沢山のメリットがあります。 1、棒積みが出来る。 2、後加工が直ぐに出来る。 3、スプレーパウダーを吹き付ける必要がない。 4、スプレーパウ…

このままで大丈夫でしょうか?

コロナの影響で 印刷物の発注が相当減っています。 それは印刷通販会社でも同じでは無いでしょうか? 売り上げが減っても固定費は同じです。 家賃、人件費、機械リース代、借金返済、etc 相当きつい状態です。 融資を受けて継続しても、 この状態が長引くと…

2色印刷は減りました。

印刷通販が登場して、 カラー印刷が安くなったので、 わざわざ2色印刷をする意味がなくなったのか、 それとも、2色印刷のデザインが出来なくなったのか? まあ、カラー印刷で2色印刷も表現できるので、 今更2色印刷する意味は無いでしょうね? 昔はカラ…

印刷料金の不思議

印刷通販会社の料金は製品売りなので、 印刷料金自体の価格は幾らなのかはわかりませんが、 かなり安いという事はわかります。 通常の印刷屋さんの印刷料金は、各会社で料金の設定に違いは有っても1版(1色)いくらと言う計算をされている所が多いです。 …

何故?カレイドインキが主流に成らないのでしょうか?

カラー4色の写真印刷で、何故に写真が鮮やかに印刷できないのだろうかと…。 印刷職人になってカラー印刷を初めてころから 疑問に思っていました。 と言うより、 理由は当時から知っていました。 ご存知の様にプロセスインキはシアン、マゼンタ、イエロー、…

絵柄で印刷価格は変わりません。(例外あり)

オフセット印刷のプロセスカラー4色印刷は 印刷する絵柄で価格が変わることはありません。印刷通販の価格表を見ても、 価格が変わる要素は印刷サイズ・色数・用紙の種類・用紙の厚み・印刷枚数です。どこの印刷通販会社であっても、絵柄は特に選択するとこ…

現在の印刷の段取りは昔と違う?

鳥は何故細くて揺れる電線に止まっていられるのでしょうか? 答えは飛べるからです。 もしも足を滑らせて落ちかけたとしても、落ちて怪我をしたり、命を落とすことはありません。飛べるから余裕なのでしょう。 人間が50センチのラインに沿って道を歩くとき、…

印刷物の難易度

難しい印刷物とは? 前回の記事 のとおり、刷りにくい用紙はもちろん難しい印刷物に含みます。 それ以外でも比較的刷りやすい用紙でも、難易度は分かれます。 では絵柄で刷りにくい(難しい)とか、刷りやすい(簡単)とか、あると思いますか? オフセット印…

刷りにくい印刷用紙は苦労します

オフセット印刷にとって 刷りにくい印刷用紙は時間ばかりかかって生産効率が非常に悪いです。 刷りにくい印刷用紙とは特殊紙が殆どです。 特殊紙と一括りにしてますが、要は機械に給紙しにくい用紙です。 例えば、 和紙系統の用紙、凄く薄い用紙、静電気の起…

高精細は綺麗に印刷出来るの?

印刷通販会社の価格競争も激しいですが、 品質での競争も結構あります。 高精細で高品質(綺麗)に印刷出来ますと各社訴えておられます。 果たして高精細で印刷すれば、全てが綺麗に印刷出来るのでしょうか? オフセット印刷はカラーの場合、通常175線で印刷…

綺麗に印刷出来たのになぜか刷り直しになった。

何故か綺麗に印刷出来た時に限って刷り直しになることが、ままあります。 今回は単純な指示ミス(確認ミス)なのですが、 なんかやられた感がすごくあります。 ミスの状況は 簡易校正にDICカラーチップが貼ってある原稿が来ました。 簡易校正の色と、DICカラ…

印刷物で人殺し?

凄いタイトルですが、 印刷物で人殺しなんて、出来るのか?!出来るのです。 医薬品の中に入ってる用法・用量が記載してある添付文書です。 これは紙に刷った印刷物です。 もしも、この内容にミスがあった場合。 一回1錠が10錠になっていたら、、、、 (こ…

プロセス4色+特色印刷

久しぶりの投稿です。最近、遠方から特殊紙の印刷を受注するケースが増えてきました。 一部の用紙なら通販でも対応しているとは思いますが、 特殊紙に特色印刷となってくると印刷通販は苦手なのでしょうか? ちなみに選挙のポスター印刷の場合、ユポを使用す…

CTPの保守更新

CTPの保守契約更新の時期になりました。 別に保守契約をしなくても良いと思うのですが、 万が一の為の保険だと思って入っています。 レコーダーのみの契約ですが、 レーザーが壊れると交換する部品代が高く、 当然作業費も必要です。 レーザーもいつ壊れるか…

統一地方選挙のポスター印刷

今年の4月に行われる統一地方選挙ですが、 立候補者は必ず公営掲示ポスターを印刷されます。 全国なので、結構な人数になるでしょう! 印刷屋さんにはありがたい選挙です。 印刷物はポスターだけでなく、 ハガキ、チラシなども発注されます。 選挙カーの看板…

レーザーカラープリンターとオフセット印刷の色が合わない。

自社に導入しているレーザーカラープリンターと 外注に出したオフセット印刷との色が合わないトラブルがよくあります。 印刷通販各社に同じデータで同じ条件の仕事をお願いして、 比較したことがないので、憶測でしか言えませんが、 どこにお願いしてもぴっ…

印刷で一番多いクレームはやはり色ですね。

印刷で一番多いクレームはやはり色ですが 印刷屋のミスで起きる色のクレームは色むらです。 今回は色むらについて説明します。 まず、オフセット印刷は 色むらが非常に出やすい構造になっています。 いきなり言い訳みたいになってしまってますが、 その理由…

同じデータなのに刷り上がりの色が違う理由

電気屋さんに行ってテレビの色を見てください。 大きいのから小さいのまで沢山並んでますよね。 メーカーも色々で発光方式も違います。 同じ番組が写っているテレビを見比べて どうでしょう? 同じ色はないですよね。 でもテレビを買うときに そこはあまり気…

オフセット印刷はUV印刷が主流になってきます。

通販印刷で多い、オフセット印刷はですが、 少し前までは通常インキ(自然乾燥)での印刷でしたが、 最近はUVインキを使用したUV印刷が主流になってきています。 UV印刷とは印刷後に紫外線を照射して インキを強制的に硬化(乾燥)させる印刷です。 なぜ主流…

オフセット印刷は水が命です。

オフセット印刷(平版印刷)の原理は水と油(インキ)が反発する特性を用いて印刷部分とそうでない部分を分けています。 平版印刷は平らな刷版を使うので、印刷部分に高さがないために、印刷部分は水を弾きインキが乗り、印刷しない部分に水を含ませてインキ…

軽印刷はオンデマンド印刷に置き変わる?

軽印刷てナニ? と思った方が多いのではないでしょうか。 何が軽いのでしょうね? ウィキペディアでは下記のように 印刷技術あるいは印刷業態の分類方法の一つ。あまり一般でなく、印刷業界内部で使われる用語であり、「軽い」という言い方には「難度の低い…

ネット印刷は全てが安い訳ではない

♪ ネットでいんさ〜つ、プリント◯ッ◯ ♫ どこかまるわかりですが、ここは価格で勝負してますね。 この会社の影響で他のネット印刷会社は価格を下げなければ 勝負になりません。 でも、それは限られた商品だけに言えることです。 例えばA4サイズのカラーチラシ…