プロの印刷屋の独り言

印刷のプロから見た印刷業会のことや印刷トラブル、印刷技術情報や印刷通販の選び方などをお伝えします。

ひとりごと

ゴミは印刷しない

ある印刷屋さんの社長の言葉です。 我が社は「ゴミは印刷しない」とおっしゃります。 ゴミを刷るのではなく、ゴミになる印刷物のことです。 殆どの印刷物は目的を達成した後、 雑紙ゴミや、古紙回収、生ゴミとして出されます。 では、ゴミ以外の印刷物とは何…

色の付いた用紙に印刷

プロセスカラー印刷は、 通常白い用紙に印刷します。 稀に薄く色の付いた用紙に印刷することはありますが、 印刷結果は用紙の色+印刷色なので、 白い用紙に印刷した時とは違う仕上がりになります。 (オフセットインキは透明インキなので、下の色が透ける) …

加湿器が壊れました。

長年使用している加湿器の調子が悪かったのですが、 遂に動かなくなりました。 ポンプ ノズル 壊れたのはポンプの方で ノズルは壊れないのですが、古いので同時に最新のものに交換します。 加湿器がないと工場内の湿度調節ができないので、 枚数の多い印刷物…

ワンストップサービス

業務の効率化をはかるのなら、 ワンストップサービスを利用されたら良いのではないかと思います。 例えば、 販促用のパンフレットや案内状など数点を封筒に入れて 送る作業を、社内でしていたのを、 全て外注に委託する方が効率は良いと思います。 ただし、…

データ作成ミスでも見落としはダメですね。

3色の特色で印刷するつもりで データを作っていましたが、 急遽プロセスカラーで印刷する事になりました。 なので、特色からカラーにデータを変更しなければなりません。 元々はカラー印刷のデータだったのを、 特色に変更してから細かい修正をしていました…

「印刷クレーム」での検索が多いです。

このブログに初めて訪問される方は 「印刷クレーム」のキーワードで検索して来られた方が多いです。 約45%の方がこの記事に訪問されています。 と、言う事は印刷クレームに皆さん興味があり、 それだけクレームが多いと言う事でしょうか? これだけは訪問者…

UV印刷の利点

UVインキで印刷すると油性印刷よりも良い点があります。 それは何と言っても乾燥が早い?事です。 そのお陰で沢山のメリットがあります。 1、棒積みが出来る。 2、後加工が直ぐに出来る。 3、スプレーパウダーを吹き付ける必要がない。 4、スプレーパウ…

最近減った印刷事故

昔(数年前?)はRIP(ラスターイメージプロセッサー)のエラーや イラストレータのデータ作成ミスでの、 印刷事故がよく起きていました。 印刷事故はRIPエラーよりも イラストレータで作成したデータでの事故が殆どで、 一番多い事故が白のオーバープリント…

飛沫防止を扇子で!

京都新聞の記事に 「扇子を使って飛沫防止を」 www.kyoto-np.co.jp と言う記事がありました。 それをヒントに遊び心満載の オリジナル扇子を提供している会社がありますので、 紹介しておきます。 その名も5670扇子(コロナゼロ) 限定200本がお安くなってい…

このままで大丈夫でしょうか?

コロナの影響で 印刷物の発注が相当減っています。 それは印刷通販会社でも同じでは無いでしょうか? 売り上げが減っても固定費は同じです。 家賃、人件費、機械リース代、借金返済、etc 相当きつい状態です。 融資を受けて継続しても、 この状態が長引くと…

2色印刷は減りました。

印刷通販が登場して、 カラー印刷が安くなったので、 わざわざ2色印刷をする意味がなくなったのか、 それとも、2色印刷のデザインが出来なくなったのか? まあ、カラー印刷で2色印刷も表現できるので、 今更2色印刷する意味は無いでしょうね? 昔はカラ…

図書印刷同朋舎が倒産しました。(T . T)

図書印刷同朋舎は 昭和39年1月16日(大正7年創業)の会社。 同じ組合の同じ支部。 コロナは関係が無いと思いますが、 きっかけにはなったと思います。仏教寺院の刊行物や学術刊行物、 自費出版を得意としていた会社さんでした。 時代の流れで得意としている…

印刷料金の不思議

印刷通販会社の料金は製品売りなので、 印刷料金自体の価格は幾らなのかはわかりませんが、 かなり安いという事はわかります。 通常の印刷屋さんの印刷料金は、各会社で料金の設定に違いは有っても1版(1色)いくらと言う計算をされている所が多いです。 …

無停電電源装置(UPS)

BCP対策のデータの守り方は昨日の記事 に書きました。 災害時のデータはクラウドバックアップで良いと思いますが、 もしも停電した場合の事は考えておられますか? 停電だけではありません。 雷でのサージ*1も怖い存在です。 停電だけなら、 ノートPCをお使…

何故?カレイドインキが主流に成らないのでしょうか?

カラー4色の写真印刷で、何故に写真が鮮やかに印刷できないのだろうかと…。 印刷職人になってカラー印刷を初めてころから 疑問に思っていました。 と言うより、 理由は当時から知っていました。 ご存知の様にプロセスインキはシアン、マゼンタ、イエロー、…

絵柄で印刷価格は変わりません。(例外あり)

オフセット印刷のプロセスカラー4色印刷は 印刷する絵柄で価格が変わることはありません。印刷通販の価格表を見ても、 価格が変わる要素は印刷サイズ・色数・用紙の種類・用紙の厚み・印刷枚数です。どこの印刷通販会社であっても、絵柄は特に選択するとこ…

現在の印刷の段取りは昔と違う?

鳥は何故細くて揺れる電線に止まっていられるのでしょうか? 答えは飛べるからです。 もしも足を滑らせて落ちかけたとしても、落ちて怪我をしたり、命を落とすことはありません。飛べるから余裕なのでしょう。 人間が50センチのラインに沿って道を歩くとき、…

印刷物の難易度

難しい印刷物とは? 前回の記事 のとおり、刷りにくい用紙はもちろん難しい印刷物に含みます。 それ以外でも比較的刷りやすい用紙でも、難易度は分かれます。 では絵柄で刷りにくい(難しい)とか、刷りやすい(簡単)とか、あると思いますか? オフセット印…

刷りにくい印刷用紙は苦労します

オフセット印刷にとって 刷りにくい印刷用紙は時間ばかりかかって生産効率が非常に悪いです。 刷りにくい印刷用紙とは特殊紙が殆どです。 特殊紙と一括りにしてますが、要は機械に給紙しにくい用紙です。 例えば、 和紙系統の用紙、凄く薄い用紙、静電気の起…

高精細は綺麗に印刷出来るの?

印刷通販会社の価格競争も激しいですが、 品質での競争も結構あります。 高精細で高品質(綺麗)に印刷出来ますと各社訴えておられます。 果たして高精細で印刷すれば、全てが綺麗に印刷出来るのでしょうか? オフセット印刷はカラーの場合、通常175線で印刷…

備え有れば憂いなし(世の中何が起こるかわからない)

今の世の中、 本当に何が起こるかわかりません。 現にコロナウイルスの流行、各地の大雨、頻繁に起こる地震、 他に何があるでしょう? こんな不測の事態に備えるのは非常に大事なことです。 でも、もしもに備えるのは、なかなか出来ることではありません。 …

綺麗に印刷出来たのになぜか刷り直しになった。

何故か綺麗に印刷出来た時に限って刷り直しになることが、ままあります。 今回は単純な指示ミス(確認ミス)なのですが、 なんかやられた感がすごくあります。 ミスの状況は 簡易校正にDICカラーチップが貼ってある原稿が来ました。 簡易校正の色と、DICカラ…

CTPの保守更新

CTPの保守契約更新の時期になりました。 別に保守契約をしなくても良いと思うのですが、 万が一の為の保険だと思って入っています。 レコーダーのみの契約ですが、 レーザーが壊れると交換する部品代が高く、 当然作業費も必要です。 レーザーもいつ壊れるか…

統一地方選挙のポスター印刷

今年の4月に行われる統一地方選挙ですが、 立候補者は必ず公営掲示ポスターを印刷されます。 全国なので、結構な人数になるでしょう! 印刷屋さんにはありがたい選挙です。 印刷物はポスターだけでなく、 ハガキ、チラシなども発注されます。 選挙カーの看板…

印刷用紙の値上げ

昨年に製紙メーカー各社が値上げを発表しました。 用紙値上げ 2019年1月1日出荷分から印刷用紙が20%以上と言うこと。 現在の状況はわかりませんが、 印刷屋さんは値上げする前にある程度の発注をして在庫しているようです。 でも、在庫が底を突いた時点で…

ドメイン変更しました。

insatsuya.site から insatsuya.work に変更しました。 理由はドメイン代が一年以降は高くなったからです。 個人のブログなので、年間3000円でも勿体なく、 新規で撮り直しました。 新規のドメイン費用は2年で980円です。 当然アクセスはまた一からなので、 …

廃業しました。

少し前の話です。突然友人から廃業のお知らせがメールで来ました。 長い間大変お世話になり、有難うございました。 本日をもって、▪️▪️▪️▪️㈱のすべての業務を終了させていただきます。 本当に有難うございました。 私個人の携帯番号です 090-▪️▪️▪️▪️-…

シール・ラベル印刷はまだ安泰?

印刷業界の中には シール・ラベル印刷があります。 ステッカーとは少し種類が違います。 大雑把に言うと ステッカーは屋外で使用し、長く使う用途で、 車に貼ったり、ショーウィンドーに貼ったりする 水に濡れても大丈夫なもので、サイズも少し大きめです。 …

業界診断報告書

中小企業団体の業界診断報告書が見つかったので 平成26年度版なので、少し古いのですが読み返してみました。 報告書の中に 未来に向けた提言という項目がありました。 そこに書かれているのは、 顧客サポートで付加価値を高める事業展開の基礎を作り 1、…

組版ルールも時代とともに変わる?

活版印刷全盛の頃は 新聞や本(書籍)は活字を組んで印刷していました。 その名残で文字のことを活字と言って 本を読まない=活字離れ と言う表現を最近でもされていますね。 その後は文字は写真植字の時代になり、 誤植という言葉が生まれ、 今はデジタルフ…